医療法務(経営者様向け)
医療は現代社会における最重要インフラの一つであり、多くの人に支えられ、また多くの人に利用されています。それだけに、医療経営を安定させる必要がありますが、関わる人の数が多いだけに法律問題も発生しやすく、業界特有の事情を考慮した問題解決が必要となります。
松田綜合法律事務所では、多くの医療法人様に顧問契約をいただいているほか、クリニックや医師個人からのご相談も多くいただいております。その知見をベースとして、安定した医療経営に資するようなリーガルサービスを提供しております。
医療広告法務
細かなガイドラインにより使える表現と使えない表現が区分されるほか、そのガイドラインや法律の改正により、従来使えていた表現が使えなくなることもあります。その規制は多岐にわたり、どの表現が規制に当たるのかを常に、綿密にチェックする必要があります。
松田綜合法律事務所では、医療関係の広告を規制する、薬機法、景表法、医療広告ガイドラインおよびQ&Aに照らして広告の具体的な表現をチェックし、専門的かつ総合的な判断でリーガルアドバイスを行っております。
(参考)松田綜合法律事務所では、広告規制法務を取り扱っております。こちらのページもご参照下さい。
→ 広告規制法務(景表法・薬機法・医療広告ガイドライン)|松田綜合法律事務所
病院運営に関する外部対応
(1)患者様へのクレーム対応
医療現場では、ちょっとしたことから病院側と患者様側の意思疎通が困難になり、思わぬ形でクレームを受けることも多く、その影響で病院の運営に支障を来すケースもあります。
松田綜合法律事務所では、患者様からのクレームに対して、原則的な対応方法を定めてルール化するお手伝いをするほか、医師・看護師など現場職員や経営者層への内部セミナー、ワークショップなどを通じてより実践的な対応方法を確立していくサポートを行っています。
また、重大な問題に関しては、初動段階から弁護士にご相談いただく事で、より迅速で合理的な解決を目指します。
(2)倫理委員会対応
病院が行う臨床研究には「独立かつ公正な立場に立った倫理審査委員会による審査」による承認が必要と定められています。この倫理審査委員会には、医療の専門家だけでなく、「倫理学・法律学の専門家、人文・社会科学の専門家」が委員として含まれていることが必要とされています。
松田綜合法律事務所では、弁護士が倫理審査委員会に参加し、法律学の専門家として、各研究の承認・不承認につき専門的な意見を述べさせていただきます。
M&A・事業承継
(1)M&A
病院経営は、国の医療行政の方針変更などに伴い収益が変動しやすく、年々財務な厳しさを増しています。経営者の皆様は、安定した病院経営と患者様の生命・身体を守るという重要な仕事を両立するために、日々努力されているかと思われます。
その解決策として、医療法人のM&Aも活発化しており、事業規模の拡大をはかりつつり経営の合理化を目指すケースも多いかと思われます。
松田綜合法律事務所は、かねてより経営者の皆様のM&A戦略をサポートしており、医療業界においても、その特殊性を考慮して適切なM&Aを実現するよう努力いたします。
(2)事業承継
医療法人の経営環境が厳しくなるなか、次世代へのバトンタッチが進まず、現経営者が高齢を迎えてしまい、年々事業承継が難しくなるケースが多々あります。
事業承継は、書類上で瞬時に片付くものではなく、承継後も安定した経営を行うために、引継ぎへの事前準備と助走期間を要することから、できるだけ早い段階でのスタートが望ましいところです。
松田綜合法律事務所では、親子・親族間での事業承継だけでなく、第三者への事業承継、M&Aを含めて、選択肢を検討するほか、現在の経営状況を冷静に見極めた上で、事業承継に必要な複雑な手続き、書類作成、それらに伴う法律問題の解決など、総合的にサポートしていきます。
そのほかの法律相談
医療法人も、現在は経営の多角化、事業の複線化等が進み、本来得意としていない分野への進出をされている所も少なくありません。
松田綜合法律事務所では、医療法人だけでなく福祉法人、学校法人など、一般法人にない業界特有の特殊性のある法人に関する法律業務を幅広く扱っており、経験も豊富です。医療業務に関する法律相談だけでなく、より広範囲なご相談に対応可能ですので、是非、お気軽にご相談ください。
また、従業員等へのリーガルリテラシー向上のために、内部セミナーや研修会などへの講師派遣も行っております。お気軽にご利用ください。
法律相談・お問合せ
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医療関連法務チーム
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