松田綜合法律事務所が目指す3つのこと
02 内部通報制度の、社内での信頼性を維持・向上すること
03 内部通報制度により、社内の不正を抑止すること
※松田綜合法律事務所は、内部通報制度を通じて企業の成長・発展のサポートをさせていただきます。
改正公益通報者保護法及び中小企業を含む全事業者へのパワハラ防止法の適用に伴い、内部通報制度(ハラスメント相談窓口を含みます)の構築及び体制整備が必要となりました。内部通報制度は、早期に不正行為やハラスメント等の発見及び是正を行うための最後の砦であり、これが機能しないと、行政機関やメディア等への通報がなされ、企業・法人の名誉・信用を著しく低下させることにもつながり、経営者やコンプライアンス担当の役員が、経営責任を問われるという事態にもなり得ます。
そのため、内部通報制度の適切な構築及び実効的な運用は、経営者及びコンプライアンス担当の役員にとって看過することができない課題です。この課題を解決し、内部通報制度が社内で信頼を得ることができれば、企業内で不正行為が生じることを抑止することにもつながります。
弊所では、課題解決策として、内部通報外部窓口業務及び内部通報処理支援サービスの2つをご提供しています。
内部通報外部窓口 / ハラスメント相談窓口 / 内部通報への初動対応 / 調査方針の策定・調査支援 / 処分・再発防止策の対応 / 社内公表・社外公表
サービス内容
内部通報外部窓口業務(公益通報・ハラスメント相談等)
企業内の不正やハラスメントを早期に解決するためには、通報や相談をしやすい環境を整えることが必須です。しかしながら、企業の内部窓口やハラスメント相談窓口に関しては、心理的・環境的に従業員が通報しにくいという面もあり、活用されにくいケースも存在します。また、外部窓口であったとしても、顧問弁護士が担当している場合には、中立的・公平な対応を十分に期待できないため通報や相談を躊躇する懸念もあります。
そこで、弊所が公益通報やハラスメント通報等に関する外部窓口となり、企業の人事部門や法務部門に代わって通報処理に関する業務を行います。
- 外部窓口委託のメリット -
02 職場環境と切り離された通報しやすい外部窓口
03 客観的で法律的な論点整理が可能
04 問題が深刻な場合は、すぐに弁護士による内部調査・事後対応が可能
05 当事者が女性の場合、弊所の女性弁護士が担当するなど事案に則した柔軟な対応
06 純粋な不平・不満と企業内不正やハラスメント問題のスクリーニングが可能
- 実績 -
内部通報処理支援サービス
弊所では、内部通報の外部窓口を担当していない場合でも、内部窓口やハラスメント相談窓口の実務担当者と伴走し、調査計画の作成から事実認定を踏まえた処分や再発防止策の策定等の対応まで、全般的な支援を行わせていただきます。また、後方支援にとどまらず、ご希望に応じてより踏み込んだ対応も可能です。
依頼者様の以下のようなお悩みの解決に尽力いたします。
☑ 通報内容について、適切な方針やヒアリングの仕方がわからない
☑ 役員が納得するような通報の調査や報告がしたい
☑ 内部通報窓口を設置したが、通報が少ないため十分に機能していないか不安
☑ 人材確保・離職防止のため、コンプライアンス体制の 強化を図りたい
通報段階
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- どのような不正行為であるか重要案件かの助言
- 他社実例や過去の経験も踏まえ、調査の必要性を検討
- 公益通報者保護法の適用有無のコメント
調査段階
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- 初動のアドバイス
- 適切な調査の進め方や留意点をアドバイス
- ヒアリング事項の作成、レビュー、アドバイス
- 訴訟を見越した事実認定のアドバイス
処分・再発防止
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- 裁判例、他社実例、過去の実務経験等を踏まえて再発防止策につきアドバイス、意見書の作成
- 懲戒処分に向けたアドバイス
- 社内研修の実施
-松田綜合法律事務所に依頼するメリット-
人事労務チーム7名 × 元検察官チーム4名
(うち女性弁護士3名) (うち女性弁護士1名)
弊所には内部通報処理の経験を多数有する労務弁護士・元裁判官・元検察官が在籍しています ので、内部通報制度が十分に機能しているかにつき、実務経験に基づくコメントが可能です。
02 併走型アドバイスなので、OJTによる担当者の教育が可能
通報から処分まで一貫して、弁護士が伴走しながらアドバイスします。ミスなく通報を処理 するとともに通報処理を通じて若手担当者や初めての担当者のOJTとして教育に活用できます。
(例)・通報時点で、問題の重要性や調査の方向性を分析+アドバイス
・ヒアリングに慣れていなければ、弁護士が同席 ・調査報告書の添削
・懲戒処分の妥当性について、他社例を参考にアドバイス
・ヒアリング結果が一致しない場合に、事実認定の手法を基にコメント
03 豊富な他社実例(実績)に基づいたサポート
上場企業から中小企業まで、多様な業種のサポートに対応
他社実例を踏まえたコメントを行い、企業のあるべき姿をサポート
- 実績-
事例1
従業員数約3000人、約50社のグループ会社を有する上場企業の内部通報処理業務に対応しており、毎月、数件の通報案件の処理に携わっている。弊所の弁護士が調査方針や処分量定等へのアドバイスをするだけではなく、ヒアリングを部分的に担当するなど、企業担当者に伴走しつつ、過不足のない調査及び再発防止の措置を提案している。
事例2
従業員数約1500名、国内外に約30社のグループ会社を有する上場企業の内部通報制度の構築を行う。また、内部通報処理業務の後方支援業務を担当しており、窓口担当者のインハウス弁護士との間で調査方針につき協議を行い、社内報告書のレビューや弁護士意見を提出するなどの対応を行っている。
事例3
従業員数約200名の中小企業において、初めて通報がなされた事案において、企業担当者へのOJTを行いつつ、通報受付、調査、処分/再発防止の各段階での全般的なサポートを行った。
初めての通報ということもあり、丁寧なアドバイスに努めたため、社内での通報対応フローの実運用の確認や再調整を行うことができ、2回目以降の通報には安心して対応できる仕組作りを実現している。
事例4
上場企業の子会社で発生したハラスメント行為に関して、企業内で行った社内調査に関する報告書を確認し、調査のあり方、ヒアリングの仕方、妥当な処分等に関するコメントを行う。
企業内の社内調査が、杜撰な内容であったため、適切な社内調査のあり方につき厳しいコメントを行い、企業に警鐘を鳴らした。企業として、内部通報制度の存在意義を改めて認識し、社内調査に関する意識改革を行うことができた。
内部通報制度に関するセミナー
■ 「内部通報処理業務の実務対応~経営責任を問われないための7つのポイント~(全2回)」
第1回(調査編) 2024年11月28日
〇内部通報制度構築の法的義務と経営責任
〇通報受付時のポイント
〇調査計画策定のポイント
〇ヒアリング時のポイント
第2回(処分編) 2024年12月5日
〇調査を踏まえた事実認定のポイント
〇処分決定のポイント
〇再発防止策のポイント
〇調査報告書作成及び社内報告時のポイント
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