危機対応の経験豊富な元検察官の岩月泰頼弁護士が、
第5回「宝塚パワハラ事件における企業対応の問題点②」
■内容:
①収束させられない宝塚パワハラ事件…
・「高リスク不祥事」の特徴
・避けられない「ビジネスと人権」
②宝塚調査報告書の問題点
調査受託経緯がない/利害関係が不明/委員の多様性/歌劇団の組織概要がない
③宝塚側の調査対応の問題点
後手/社内調査が無意味/社内調査と外部調査委員会の役割分担
*最重視すべきは、ヒアリング情報に係る劇団側との情報遮断!
④不正内容と調査委員会の在り方
・第三者委員会と特別調査委員会と社内調査委員会の違い?
例)日本体操協会のパワハラ第三者委員会
⑤ビジネスと人権
・スポンサーは、違法労働に基づく舞台への資金提供をするか?
最新の 報道情報をベースに企業防衛の留意点、企業リスクの視点で学ぶべきポイント、初動と再発防止のポイントについて、短時間で解説します。
■時期:2023年11月29日(水)12時半~(アーカイブ配信は予定しておりません)
■時間:20分前後
■講師:岩月 泰頼 https://jmatsuda-law.com/members/yasuyori-iwatsuki/
■費用:無料
■形態:ZOOMによるウェビナー、リアル配信、(時間があれば)質疑応答
■対象:役員とリスクマネジメント担当者(弁護士の方はお断りさせて頂いております。)
■内容:経営者にとって役に立つ不祥事ニュースの見方
↓↓↓お申し込みはこちらから↓↓↓
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_bax_CUmRRBaby3MgQT8wrg
【解説事案】
9月30日に起きた宝塚歌劇団での劇団員自殺事件について、11月14日、外部調査委員会による調査報告書が公表されました。本件は、初動である宝塚歌劇団の記者会見から大きく批判を受け、遺族代理人弁護士によるメディア戦略も加わり、大きな問題となっています。
今回の解説では、第4回に引き続き、特に社内調査や調査委員会の在り方に焦点を当てて解説します。